2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

現代日本社会研究のための覚え書き――政治/イデオロギー

これで、あとは「ネーション/国家」と総論だけ。ようやく国家論に取り組める。のだが、できれば先に可能な改訂を済ませておきたい。なので、クライマックスはもう少し先になる予定。

現代日本社会研究のための覚え書き――経済/労働

やっぱり経済は粗が見えやすい。色んな人に怒られ/呆れられそうです。あくまでも「覚え書き」であるとのエクスキューズを忘れないようにしましょう、皆さん。いや、むしろ具体的にご教示頂けるのなら、その方がありがたいのですが。

森村進「ジャン・ナーヴソンの契約論的リバタリアニズム」

http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/15899 いつもの森村節で、最初の数頁だけでもなかなか面白いです。

暴力への意志を顕わせよ、さもなければ去れ

ゼロ年代の想像力作者: 宇野常寛出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/07/25メディア: ハードカバー購入: 41人 クリック: 1,089回この商品を含むブログ (263件) を見る 宇野常寛『ゼロ年代の想像力』(早川書房、2008年)。あまり期待していなかったのだが…

後藤和智さんの言説について、最後に

おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154)作者: 後藤和智出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/09/10メディア: 新書購入: 9人 クリック: 334回この商品を含むブログ (74件) を見る 後藤和智『おまえが若者を語るな!』を読みまし…

現代日本社会研究のための覚え書き――序論

何の因果か、「宮台チルドレン」呼ばわりされたことがあるのですが、宮台の著作をこれだけ読み込んだのは今回が初めてですよ。だいたい、私が初めて宮台に触れたのは仲正との対談本ですから、同世代の中でも宮台受容は遅いはずです(全く受容していない人は…

現代日本社会研究のための覚え書き――目次

一応折り返したかなと思うし、テーマと順番がほぼ決まったので、目次を作ってみました。新しいものを書くに従って更新していきたいと思います。これまで、書いた順に通し番号を付けてきましたが、これを機に、新しくアップするものには番号を付けないことに…

現代日本社会研究のための覚え書き――7.教育

今回は短め、です。その分、増補の余地が大きいと思われ、ます。特に90年代以降については、もう少し勉強&検討が必要かと。

民主主義の機能における二重性と存在における二重性

データ整理していたら、2年前に書いたレポートを見つけたので、載せてみる(表題はレポートママ)。最近はシリーズもの以外は司法関連の話題が多かったので、久し振りにデモクラシーのネタもいいでしょう。内容的には、これだけでは毒にも薬にもならないよう…

犯罪報道に実名など要らない

少年法第61条に関して、柔軟な運用を求める立場がある。要するに、少年犯罪でも場合によっては実名報道したってよいではないか、という主張である。 その論拠は大まかに言って3つ程あるだろうか。 (1)マスメディアには表現の自由が、国民には「知る権利」が…